①餌代を下げる。

具体的には、1,500円/頭/日以下。現状、2,000円～2,500円/頭/日が一般的かと思われます。牛の獣医さん達での最安値は、1,090円（Ｒ6/10/5時点　300頭以上　すべて購入飼料）。入会して仮に1,500円になった場合、2,000円かかっている方は、入会の翌日から500円×100頭=５万円下げ、一月で150万円、年に1,800万円の増収となります。2,500円かかっている方は上記の倍になります。１日でも早い入会が肝要です。AIによる飼料設計ソフトBoxterが異次元の威力を発揮します。

②牛を健康に飼う。健康の目安とは、硬い糞をする。

牛が健康であれば病傷、死亡、廃用が激減し繁殖も必然的に向上します。牛を健康にするには、環境的要因がありますが、最大のポイントは餌にあります。しかし、餌代が高かったり、作業に時間が取られては意味がありません。健康な牛の目安は、糞の性状だと考えています。搾乳牛の糞は、柔らかいものだと思い込んでる酪農家がほとんどではないでしょうか？牛床がベチャベチャ状態ではないでしょうか？固い糞をしている牛群では、牛床が乾き、作業が減り敷き藁料が下がります。この固い糞をわれわれは黄金の糞と呼んでいます。